国立大学法人 千葉大学

大学院園芸学研究科・園芸学部

(〒271-8510 千葉県松戸市松戸648)

植物栄養学研究グループ

(Plant Nutrition Laboratory)

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植栄Gの研究室は右側の建物の1階にあります.(cited from http://www.chiba-u.jp/)

植物栄養学は、植物の栄養元素の獲得・代謝メカニズムを解明することで植物の生育向上を図ること、また周囲の環境から受ける様々なストレスから植物を保護することを使命としている学問です。

 現在わが国の農業は、肥料価格の高騰、重金属や放射性物質による土壌汚染、温暖化に起因する異常気象など、作物生産の基盤を揺るがす深刻な諸問題に直面しています。

 このような問題に対処するために、当研究グループでは、植物と微生物の共生関係を遺伝子レベルで解析するとともに、共生微生物を介した植物の栄養獲得メカニズムの解明、共生微生物による植物のストレス耐性の強化などについて研究しています。

教員メンバー(教員名をクリックするとそれぞれの教員のページへジャンプします!)

坂本 一憲(SAKAMOTO Kazunori, 教授 B棟101)園芸科学コース・生物生産環境学領域

主な研究テーマ

(1)ダイズと微生物の共生関係に関与する宿主遺伝子の解明

(2)菌根菌との共生関係を高めた作物の環境ストレス耐性の強化

(3)各種畑圃場に生息する菌根菌のバイオマスと種類組成の解明

(4)植物生育を促進する糸状菌エンドファイトの機能解明

石川 覚(ISHIKAWA Satoru, 客員教授 農研機構・農業環境研究部門)園芸科学コース・生物生産環境学領域

主な研究テーマ

(1)作物の有害化学物質の吸収メカニズムの解明

(2)有害化学物質を吸収しにくい作物品種の開発

(3)ファイトエメディエーションによる汚染土壌の浄化