<小児科診察室>
小児医療における予防医学を実践するために
<<当院の方針>>当院では小児の予防医学に力を入れています。そのための柱として、1.日齢0からの母乳哺育と愛着形成2.月齢2からの積極的なワクチン接種3.乳幼児期に漢方による急性および慢性疾患の治療・予防4.乳児期から食育による将来のメタボリックシンドロームの防止5.乳幼児期~学童期からの親子への禁煙の勧めを推奨しています。検査と治療に関しては、当院では感染源がはっきりしない39℃以上の3歳未満児(特に0歳児)に対して積極的に採血することを勧めています。血液検査によって、ウイルス感染症か細菌感染症か、細菌感染症であれば菌血症の可能性があるかどうか概ね判るからです。特に発熱してから半日~1日経過していると正確に判断できます。細菌感染症が疑わしければ抗生剤をしっかり使い、ウイルス感染症と判れば抗生剤を使用すべきではありません。アレルギー等の慢性疾患ではガイドラインに基づいた治療を柱に、漢方治療を併用しています。またこのホームページ上でこれらの科学的根拠(エビデンス)を紹介しています。子供にとっては小児科医師以上に、ご両親、特に母親が最も良い主治医です。また食育や禁煙については小児科医師よりもご両親が主役です。正しい知識を身に付け、子供の病気を未然に防いでいただきたいと願っています。
<目次>