阪神・淡路大震災時の避難所での実際の経験/教訓をベースに、神戸市のプロジェクトと博報堂が共同で考案した避難所での助けあい行動を生み出すツールです。 http://issueplusdesign.jp/dekimasu/


16 年前、私たち神戸市民は、大きな震災を経験しました。
辛く、心細く、終わることがないように思えた長い避難生活。
あの日々の教訓を今後に活かすためのプロジェクト"issue+design" で
生まれたのがこの「できますゼッケン」です。
180万人とも言われる多くのボランティアの方の支援で神戸は救われました。
その一方、各避難所ではボランティアと住民、ボランティア同士、住民同士のトラ
ブルが多発しました。
この問題を解消するために、ボランティアの力を最大限活用し、被災者同士の助け
合い行動を生むために、「自分ができること」の宣言を促すツールです。
このツールのことを、現地に赴くボランティア、専門家、ジャーナリストの方など
に是非、お知らせ下さい。
ご自由にダウンロードして、出力して被災地に届けて下さい。
東北地方で被災し、かつての私たちと同じように避難生活を送っている方々のために、
少しでも力になれることを願っております。

それは、被災地や避難所で、ボランティアスタッフや被災された方々が自分にできることを表明するゼッケン。プロフェッショナルな技能から生活に必要な知恵まで、相互で共有し、助け合うためのツールです。分野別に、4種類のゼッケンを用意しました。
PDFをダウンロードして印刷して、できることを記入してお使いください。



- 上のダウンロードボタンから「できますゼッケン」と使い方マニュアルのPDFデータをダウンロードし、A4の紙に印刷してください。
ゼッケンはボランティアスタッフだけでなく被災者で動ける方々にも使っていただきたいので、多めに印刷してください。 - 避難所で生活する方々を支援するために、自分ができることを考えてみてください。決して、特別な技能である必要はありません。自分が得意なこと、役に立ちそうなことで構いません。
- 該当する色(赤=医療・介護、青=ことば、緑=生活支援、黄=専門技能)のゼッケンに、「自分ができること」と「自分の名前(ニックネーム)」を記入してください。
- 記入したゼッケンを、周りの方々と協力しながら背中にガムテープで貼ってください。
- 避難所の他のボランティアや被災者の皆さんにも記入して使ってもらえるよう、お声をかけてみてください。
この「できますゼッケン」は阪神·淡路大震災の際に、行政·ボランティア·専門家·被災者で運営された避難所で得られた教訓から、避難所運営を円滑にするために必要な以下の3つの機能を果たしすことを目的に制作されました。


阪神·淡路大震災の際には、延べ180万人がボランティアとして被災地に駆けつけました。しかし、ボランティアの大部分は特技や資格を持たない一般ボランティアで、その対応に翻弄された例も報告されています。
ボランティア自身が「被災地で自分に何ができるか?」を真剣に考え、ゼッケンに記し、宣言することで、参加する目的を明確にし、現地での責任ある行動を後押しします。


避難所住民とボランティア、ボランティア間の衝突も報告されています。 被災者にはボランティアに何ができるかわかりません。その意思疎通の不具合がボランティアへの過度な要求や機能不全なボランティアの存在につながったと想定されます。
「自分ができること」をゼッケンに記述することで、被災者はボランティアのスキルを理解し、会話するきっかけを得ることができます。コミュニケーションが深まれば、この衝突は回避できるはずです。


一人ひとりが取り組む「自助」、住民同士、ボランティア、行政などが支えあう「共助」、行政の「公助」が全て機能していた避難所では運営がうまくいったと報告されています。
辛い状況の中でも被災者同士が他人を思いやり、互いに助け合う「共助」を生むために、「自分ができることを」を静かに宣言することで、住民同士のコミュニケーションが生まれ、助け合いの芽が育まれていくでしょう。
できますゼッケンの発展形として、「できますテープ」というアイデアがあります。
それぞれの分野にあわせて、赤、青、黄、緑の4種類のガムテープに「自分ができること」と「自分の名前(ニックネーム)」を記入し、背中や腕に貼ることで「できますゼッケン」と同じ機能を果たすことができます。

現在、4色のガムテープを提供していただける企業を募集しております。
ご協力いただける企業や団体の方がいらっしゃいましたら、ご連絡をお願いいたします。
連絡先はこちら→
●メールでのお問合わせ
info@issueplusdesign.jp
●電話でのお問合せ
078-322-6575
「デザイン都市・神戸」推進会議(神戸市デザイン都市推進室内)
担当:本田・松添
03-6441-6161
博報堂広報室 担当:山野
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