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4)この論争の解決の方向性 では、この国民不在の不毛の議論に対し、どうすれば国民のための決着がつくか考えてみよう。 まず、自分達の一方的な論理や理屈をひとまず置いて、OTC(一般用・市販薬)の今後のあり方等について、しっかりと認識し、それを実現するためにどうしたら良いのかを考えてみる必要がある。 そこには、店舗による「対面の原則」が重要であるとともに、インターネット等による購入の利便性も、重要な実現手段になる可能性が大きい。 この対立は国民にとって、あるいは国民の将来にとって不幸な事である。したがって、まず「インターネット販売賛成」VS「インターネット販売反対」の対立ではなく、OTC医薬品の可能性と今後のあり方について双方の理解を共有化し、それらを実現するための方法や手段について、考える必要がある。
国民がOTC医薬品に求めているのは「安全性」「効果性」「利便性」を三位一体で購入や使用できる体制である。 「安全性」と「利便性」がトレードオフされるような議論は、国民目線からすればおかしな話なのである。 したがって、この三位一体で実現される体制をどうつくるか、ネット「賛成派」も「反対派」も、それぞれの言い分を主張するのではなく、まともな議論、建設的な議論をすることが求められる。 これは大して難しいことではないと考える。まともな議論の場の設置がされ、以前のような検討メンバーの選択さえ間違えなければ、案外スムーズな話し合いと、早い国民目線の結論が導かれるものと思われる。
議論を行なう場は、この話し合いが建設的かつ国民に寄与されるものにするためには、およそ次のステップの話し合いが必要であろう。 ①OTC医薬品が今後の国民生活にとって、どんな役割を果たさなければならないのかの認識の共有化 ②そのためには、どんな提供方法や使用方法が求められるか。その絶対条件と相対条件の整理と共有化 ③これらを実現するためにネットおよび通信販売は何ができるのか。その可能性と限界の整理。
④ネットおよび通信等の可能性がある場合は、その使用条件と環境の整理。
⑤④の整理に伴なって、法律的整合性の検討
つまり、ネット販売、通信販売ありきの検討ではなく、リアルとバーチャルの可能性を十分検討して、バーチャルの可能性と条件が整理できれば、現行法に適応させることを考えれば良いのである。 ただし、このステップは、現在の対立的な関係でなく、まともな議論の場でしか行なうことができないと考える。
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