―署名の呼びかけと署名活動へのご協力のお願い―
放射線照射食品とは、殺菌・殺虫・発芽阻止を目的として、電離放射線(コバルト60から出るガンマ線など)を当てた、いわば被曝した食品のことです。日本では食品衛生法で禁止されていますが、唯一、1974年から芽止めされたジャガイモが市販されてきました。2000年に全日本スパイス協会は野菜を含む94品目の香辛料等への放射線照射の許可を要請し、2006年には内閣府原子力委員会が放射線照射食品についての報告書をまとめ、その推進を検討するよう厚生労働省などに通知しました。 そもそも、食べものに放射線を使うことが許されるでしょうか。私たち消費者団体等は、下記のようなことから照射食品に反対し、厚生労働省に申入れをするなどの反対活動を続けてきました。しかし現在、照射食品が許可されるかどうかの瀬戸際に立つ状況となっています。そのため、署名活動を行い、反対の声をあげていきたいと思います。ご協力をお願いします。 照射すると、新しい危倹な物質ができます 放射線を食品に照射すると、被曝した食品は成分が変わり、ビタミン類など栄養素は破壊され、新しい物質も生じます。中でも被曝によりできる「シクロブタノン類」は、ネズミの実験で大腸に多数のガンをつくるとの報告があります(フランス、パスツール大学、2002年)。慢性毒性実験をすれば他の臓器にもガンをつくる可能性があり、子孫への影響も危惧されますが、厚生労働省はそのような試験をしようとしていません。 検知法がありません その食品が照射されているかどうか、また、その照射線量・回数を調べる方法(検知法)は、 ありません。有効な管理も監視もできず、乱用・悪用も防げません。 消費者には、不必要で危険です 照射食品に"メリット"があるのは、原子力産業界とごく一部の流通業者、輸出入に関わ る企業だけです。消費者に責任ある食料品を供給する生産者、製造者、多くの流通業者には 必要ありません。 私たちは2008年の夏、照射食品について消費者1万人余のアンケートを行ったところ、照射食品に賛成する人はほとんどいませんでした。世界の消費者も連携して反対しています。 危険で不必要であるにもかかわらず、原子力の商業利用として食品への放射線照射が進められようとしています。「放射線照射食品はいらない!」の声をあげましょう。 2009年5月
署名活動へのご協力のお願い
このたび、私たち照射食品反対連絡会は、放射線照射食品に反対する署名への取組みをすることにいたしました。現在、内閣府原子力委員会は、原子力産業界およびスパイス業界等の意を受けて「照射食品」許可品目の拡大に向けた動きを強めております。私たちは、このような動きに対して、多くの皆さんに知ってもらい、反対の声をあげていただき、これ以上、私たちの「食の安全」が損なわれないよう、また、原子力の商業利用が広がらないようにしていきたいと思います。 近年、照射違反がめだつようになってきています。2006年には大豆イソフラボン(大豆抽出物、健康食品の材料)(照射「ソイアクト」事件)、07年パプリカ、08年マカ(健康食品・サプリメント用)などが起きています。しかし、報道は一時的ですので、「照射食品」のことをよく知らない方がほとんどです。したがって、さらにより多くの人々に「照射食品」の問題を知らせる必要があります。そして、厚生労働省に、多くの消費者・市民が反対していることを知らせることが必要です。ぜひ、ご協力をお願い申し上げます。 ご協力いただいた記入済みの署名用紙は、お手数ですが、各団体でとりまとめた上で(できれば署名数も)、下記に送付するようお願いいたします。なお、署名期間は、第一次集約は6月末とし、第二次集約を8月末とします。照射食品関係の動向を踏まえ、7月~9月に、集会及び申し入れ等を行うことにしています。
また、上記署名活動と伴に、「照射食品反対連絡会」への参加よびかけも行っています。下記に、団体および個人宛の呼びかけ文書を添付しました。照射食品反対活動へのご参加をよろしくお願い致します。 放射線照射食品の反対運動への参加申込書(※pdf)
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