2010-07-07
 ■NGOネットワークと個々のNGOは相互補完の関係にある 
ネパールNGOネットワークの総会が7月25日に開催されるにあたり、関係者から、同ネットワークの存在意義や存亡について質問がありましたので、私の見解を以下にのべておきます。

1.e-ネットワークが成立
今日、NGOのネットワークが数多く形成され、活動が活発になってきています。たとえば、国際協力NGOセンター (JANIC)、関西NGO協議会、名古屋NGOセンター、農業農村開発NGO協議会、他。この背景には、インターネットの発達や市民社会の発展があることは言うまでもありません。NGOネットワークが発達することは時代の趨勢であり、ネパールでも、ネットワークが出てくることは当然のことです。このようなネットワークは従来の組織とは大きくことなり、インターネットがあるかぎり存続しつづけます。私たちは、ウェブサイトやメーリングリストなどの電子環境をさらに充実させてネットワークを成長させていきます。

2.関係機関へ提言をする
NGOネットワークのもうひとつの役割は、国際機関・外務省・大使館・JICAなどに市民の立場から発言をしていくことです。NGOは、市民の代表として積極的に提言を出していくことがもとめられています。ネパールNGOネットワークがNGO・外務省定期協議会などに参加していることはその一例です。一つのNGOでは言えないことでも、ネットワークとしてスクラムをくめば様々な提言をだすことができます。

3.広報活動と市民参加を促進
ネットワークの強みは社会に広く展開できることです。個々のNGOだけでなく、それらがネットワークをつくれば広報活動もひろがり、NGOへの市民参加を促進させることができます。私たちは、グローバルフェスタ(旧国際協力フェスティバル)に出展したり、カトマンズ会議や公開セミナーを開催しています。メンバーの何人かは協同で出版事業にもとりくんでいます。ネットワークは、市民社会のさらなる発展にとってとても有用です。


NGOネットワークはあくまでもネットワークであり、個別のNGOではありません。したがって、会員サービスをメインにした組織でもありませんし、全員の意見を一本に統一しようともしません。具体的な実践活動や事業推進に関しては個々のNGOが具体的に成果を出していくべきです。このように、ネットワークと個々のNGOとは役割分担を明確にし、相互補完・相互補強の関係をつくっていくことが重要です



<<古い記事へ       新しい記事へ>>

    アーカイブ
    2010年7月
    2010 年1月
    
    
    
    
    
    
       
    
    
    
    
    
    
    
       
    
    
    
    
    
    
    
       
サブページ (5): 2010-2 2010-3 2010-4 2010-5 2010-6