- 西條剛央,京極 真,池田清彦・編
- 構造構成主義に対する関心が最も高く,その継承発展が進んでいる医療領域が第3号のテーマ.難問山積の医療現場でメタ理論はどう使えるのか,気鋭の感染症学者で医師の岩田健太郎氏,精神医療の第一線で活躍する作業療法士の八杉基史氏を招いてその可能性を語り合う.構造構成主義の深化を示す論考多数.
- 【コメント】 現代社会が抱え込んだ様々な難題群をいかにして克服することができるのか. 今回は,妖怪学,教育学,哲学,社会学,医療などの分野から最前線の研究が発表されています.これらの研究論文は当該領域だけでなく,様々な領域に有益な示唆を与えると思います.また,原理的研究のダイナミックスと可能性を吟味してください.
◆ 作業療法士・理学療法士 臨床実習ガイドブック
- 西條剛央,京極 真,池田清彦・編(北大路書房)
- 自覚されない関心のズレ,欲望のズレ,身体のズレ,価値観のズレ・・・・・・さまざまなズレから信念対立は生じる.「わかりあえない構造」を解き明かし,「わかりあうための思想」を導き出す構造構成主義の多様な展開.養老孟司の講演,竹田青嗣・池田清彦・西條剛央の鼎談収録
- 【コメント】 文学,教育学,障害学,精神医学,医療社会学などの学問領域が抱える難問を根本解明していく諸論文が掲載された硬派なライナップです.一騎当千の論者たちが持てる原理展開力をここまで発揮した学術媒体は他にはないと思います.1巻に引き続き,今回もとてもおもしろいものになりました.
- 西條剛央,京極 真,池田清彦・編(北大路書房)
- 学問にも「バカの壁」はある.「学問の壁」を壊して,風通しを良くするにはどうしたらよいか.若い人たちの新たな試みに注目していきたい.(養老孟司・推薦)
- 【コメント】 話題の「構造構成主義」の学術媒体です.学問は,専門化がすすむほど蛸壺化していきがちです.それでいいこともあるのですが,現代においては学問の蛸壺化による閉塞状況のほうが問題であるように思われます.本誌は,そうした問題を克服するため,構造構成主義を主だったツールにして,学際的な研究論文が多数発表されています.非常に刺激的な一冊と思います.
◆ エマージェンス人間科学-理論・方法・実践とその間から
- 西條剛央,菅村玄二,斎藤清二,京極 真,荒川 歩,松嶋秀明,黒須正明,無藤 隆,荘島宏二郎,山森光陽,鈴木 平,岡本拡子,清水 武・編(北大路書房)
- 人間科学を魅力的で実のあるものにするには,諸学問間のコミュニケーションと目的に応じた新しい方法論の探求が欠かせない.しかし,これは言うは易く行うは難しい典型だ.本書はこの難問に果敢に挑んだ分野横断的な営為といってよい.和して同ぜずを地で行くスリリングな対論は,これからの学問のあり方を考える上でも,大いに参考になるはずだ.(池田清彦・推薦)
- 【コメント】 人間科学の本質的営みがわかる.知的好奇心を満たしたいすべての人にお勧めです.
◆ 構造構成主義の展開―21世紀の思想のあり方
- 西條剛央,京極 真,池田清彦・編(至文堂)
- 構造構成主義とは最新の認識論であり,科学論であり,思想的枠組みでもある.その特長は,信念対立を巧みに回避しながら,多様な枠組みを十全に機能させるメタ性にあり,そうした特性から「使えるメタ理論」として様々な領域に普及しつつある.構造構成主義という新たな思想的動向をその目で見定めて欲しい.(この巻のためにより)
- 【コメント】 養老孟司,内田 樹,甲野善紀,竹田青嗣,池田清彦など現代思想を代表する超豪華メンバーが集いました.この一冊で21世紀の理論研究の方向性がつかめると思います.
◆ 人間作業モデル-理論と実践 改訂第3版
- Kielhofner G・編 山田 孝・監訳 (協同医書出版社)
- 人間作業モデルを理解し,実践するための必携書.最新理論の解説とあわせて豊富な事例と評価法を提示することにより,作業療法士がどのように人間作業モデルの理論を適用し,実践すればよいのか,わかりやすく解説されている.
- 【コメント】 私は,第24章の一部を訳しています.人間作業モデルは,作業療法士としての私の実践に多大な影響を与えた理論です.また,人間作業モデルは作業療法士だけでなく,すべての障害者支援に携わる人々にとって有益な知識と技術を提供するはずです.
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