Octoberville 2008

ビデオ作成ノート:028

完成動画

作成過程

選曲

前年のOctobervilleはsim内に子供洋品店があったためか、やや押さえ気味のオカルトでしたが、今年は徹底的にオカルトでした。そこでYazさんの「Dark Celebration」と「The Death Song」を候補にしました。

まず「Dark Celebration」のdeath murder beat版はダンス音楽すぎて候補からはずします。

「Dark Celebration」無印版と「The Death Song」を何度も聞き比べ、今年のOctobervilleの雰囲気からするとダンスすぎる(絶対に映像が負ける)「Dark」は候補からはずして、最終的に「The Death Song」に決定しました。「Death」は他のYaz曲と比較すると単調なのでそこが心配でしたが…。

撮影グラフィック設定

試験撮影を除く本撮影時のグラフィック設定は、いつもは通常の設定ですが、今回は特別にUltraで、視界350m程度、Octobervilleお勧めのEnvironiment設定を行います。さらに、タッチ駆動式・llSay使用の仕掛けドア用に、白いポチポチが映らないようパーティクルはゼロに設定します(これが後にアダになったりするわけですが)。 

llSayによる白いポチポチ

撮影・編集

1.試験撮影(静止画)

去年は汽車というsim内を一周するものがあったため、それをメインに据えましたが、今年はそういったものがありません。

何をどうしたらいいのかさっぱりイメージが沸かないので、Octobervilleのアイテム・ハントと平行して各地のスクリーンショットを撮影しました。 これを繋げて、いわば映画の絵コンテのような感じに使用する作戦です(でした)。

2.選曲

それでもどうしていいかわからないので、選曲(前項参照)を済ませ、音楽からイメージを沸かす作戦に変更。いつもの通り、曲を分割します。

A(前奏/水) - B(青,水,桃,水) - C(青,藍) - D(間奏/水) - B - C - E(結末/桃) な感じで、動画全体を構成が見えてきます。

3.試験撮影(動画)・野外

それでもやっぱり静止画ではさっぱりイメージがわかないので、やはりアイテムハントと平行しながら、アングルなども適当に各地を撮影していきます。

そのときに作った地下迷路の手書き地図がこれ。距離感はいまいちですが、後の本撮影用に作成。※携帯カメラで撮影

4.編集その1

全部ではないですが、撮影してきた動画で編集をしてみます。あくまでも試験編集なので本来ならボツになるカットも構わず使用します。

この時点で初期構成から構成単位を変更します。

前奏…上空からのOctobervilleアプローチで始まり、村の風景。

メイン1…前奏の最後の部分をアプローチに使用してHaunted House。普通のお化け屋敷から、間奏の初期部分を含めてDr. Daltonの異常性へ。

間奏…未決。おそらくOctoberville郊外、特にHaunted House脇の農場か迷路以外の洞窟?

メイン2…間奏の後半部分で地下迷路のアプローチから、地下迷路全体。地下通路を探査する合間に各部屋をはさむ。

エンディング…Octoberville郊外の池に映る月から上空の月へ。

これで全体のおおまかな構成を決定しました。Movie Makerのタイトルオーバーレイで区分けを明確にしておきます。

またこの時点で通常マウスによるカメラ・コントロールでは実現不可能と判断して3D Mouse 「SpaceNavigator」の購入を決意しました。

5.本撮影その1・撮影し直しおよびHaunted House内部、他

SpaceNavigatorの到着を待って、編集に使用したシーンの取り直しをします。ストップウォッチ等は使えないため、曲をかけながらコントロールタイミングを計って撮影します。

またHaunted House内部やその他の部分も撮影しておきます。

6.編集その2

撮影しなおしたシーンと追加撮影分を編集します。

まず、出だしのOctobervilleアプローチ。上空からの降下でOctobervilleの看板、そしてその脇にある郊外のポスターへフェードで切り替え。このため、ポスターからそのままその奥の郊外部分の連続撮影をして次のHaunted Houseアプローチに移るよう撮影し直すことに。

次にHaunted House部分。各部屋のシーンを適宜ならべます。間奏の前半(というかメインの後部?)には、Dr.Daltonの肖像画のある仕掛けドアをはさんで、通常のhaunted Houseの雰囲気を区切ります。

全体の流れを見て、前奏の後半部分、Haunted Houseへのアプローチ部分は、坂から内部・上階にあるDr.Daltonの肖像がまではひとつながりのほうがよいと思われるためここもさらに撮影し直し。

さらに各部屋も挿入時間単位にあわせた撮影をし直しです。

次にdungeon部分。この部分は撮影しなかったため、各部屋の静止画を適当にはさみます。このダンジョン部分も曲に合わせて前半・後半に分け、前半の倉庫や書斎などわりと普通な部屋、後半を拷問室などの異常な部屋に分割します。

7.本撮影その2・撮影し直し及びdungeon内部、他

編集その2で出た撮影し直しの部分とdungeon内部の各部屋・通路を撮影します。

8.編集その3

取り直し部分と追加撮影分の編集。

まずは出だし。ポスターから郊外をぐるっとまわした連続シーンに差し替えます。

次にHaunted House。坂下からのアプローチを含め全体を差し替えます。さらに部屋の並びも、普通のhaunted Houseから異常な部分までという流れに沿って並び替えます。これでこの部分はほぼ決定です。

次がdungeon内部。前半普通の部屋、後半異常な部屋というように通路と各部屋をタイミングよくつなげます。さらにエンディングへの切り替えとして、dungeonから脱出するシーンを付け加えます。この部分もほぼ決定。

9.本撮影その3・最終撮影

どうしても取り直したい部分と、前奏、間奏およびエンディングにはさむシーンを撮影します。

この時点で20日。イベントは31日で終わってしまうというのに間に合うのでしょうか。さらにこの暗い画面が果たしてYouTubeで見ることができるのか…など心配を抱えながら…。

10.編集その4

まずは撮影し直しの部分から。

Haunted House内部の緑の汚水溜め。ここはどうしてもカメラの動きが早すぎてタイミングが合わなかった部分。

dungeonのdungeon部屋(王座と血の噴水がある)。最後にdungeonからの脱出シーンをはさむよう変更したため初期撮影では長すぎ、撮影し直しをした部分の差し替え。

次に間奏の部分。Hanted House脇の農場、郊外のキャンプ場焚き火、郊外の廃屋、巨大蜘蛛の洞窟、dungeon入り口の滝をはさみます。

エンディング。街中から小道を通って月の映る池のアップから、上空の月へ。その間に別方向から池へのアプローチシーンをはさみます。

最後のクレジット部分は通常のサブタイトルでは文字の配置に無理があったため、上空からのOctoberville全景静止画にGIMPを使ってクレジット文字を載せた画像を作成することにします。

11.編集その5・最終調整

シナリオの区切りに使用していたタイトルオーバーレイをはずし、全体をチェックします。

前奏部分。ポスターからのシーンが単調なために、ここに郊外の家や街中の家のシーンをはさみます。

最後のクレジット部分の画像をGIMPで作成し差し替えます。

メイン1の後半、Dr.Daltonの仕掛けドアに「come here...」のキャプションを追加します。

12.編集その6・効果音付加

ここまででカット等をチェックしてムービーを作成します。

そしてできあがりムービー(音楽付き)に、各所の効果音を付け加えます。効果音は各地で音入り撮影を行ったaviからwmaで抜き出して使用しています。

これでムービーを作成して完成。

反省

いやもうSpaceNavigatorなくしてはできあがらなかった動画です。とにかく各地が狭いので、通常マウスコントロールでは全体を納めることができない上に、地下通路は曲がりくねって撮影不可能。SpaceNavigatorさまさまです。1カットだけ、Dr.Daltonの仕掛けドア、ここはプリム追尾にしたかったので、そこだけは通常マウスです。

しかしぶっつけ本番だったためコントロールには苦労しました…。何かの拍子にぐりっと上空に向いてしまったり、もちろん3D酔いに悩まされたり、直進したいのに力が入りすぎて左右にぶれたり。

その他の苦労といえば、今回はシリアス一辺倒で一切人物(アバター)を入れない方針にしたこと。なにしろ現場はアイテム・ハントイベントが行われているので常に人がいます。タイミングよく撮影できた!と思った最後の瞬間に、さくっと横からアバターが入り込んできたり。一応ひとの一番少ない時間帯を狙って撮影してはいるんですが。

後はフェイスライト。画面にはアバターはいないのに隣の部屋からフェイスライトが漏れて、アバターがいなくなるまで待機、とか…。

色々ありますが、反省すべき点は

  • 単調すぎる!あれもこれも入ってない!…全体に単調すぎるかな。上空からのアプローチに街中の建物カットをはさんだりしたほうがよかったかも。
  • 効果音が足りない!…後のせをしている効果音、実はもっと各地で様々な効果音がなっています。ほとんどセンサー式でアバターが近くにいないと鳴らない、会場が重いためロードされてこないなどの要因で、後からここにも音が!という部分が多数。
  • パーティクルが!…今回撮影時に、プリム操作の白いポチポチが入り込まないようにするために、常時パーティクル数ゼロ設定でした。ところが、キャンプ場の焚き火がパーティクルで、撮影中に「なんで火が消えてるんだろう」と思いつつ、後からパーティクルが表示されていないことに気がついて撮影し直し。そんな中で、最後の川のシーンで橋の部分も、実はランタンに灯りが灯っているのですが…ここはすっかり気がつかないままに…。
  • 完成が遅い!…とにかく1ヶ月限定のイベントなのに完成したのが25日。もう一週間もありません。できればその前の週末には完成してアップしておきたかった。

まぁそんなところでしょうか。

とにかくオーナーさんには気に入っていただけたようで、最終日のクリア者限定パーティでは動画上映会がスケジュールに組まれていたのでひょっとしたら…かもしれません(SL内ストリーミング用のURLも通知したので)。私もクリアはしてないものの動画作成者として特別招待されていたのですが、ログインした時間にはすべて終了していましたw 残念なような、英語の波にもまれなくてすんでほっとしたような…いやいや、やっぱり残念だ。

今年のOctobervilleはクリアもできず、CrowBarのイベントにもひとつも参加できず、最終パーティにも参加できず…。

去年の最終パーティは動画を途中まで作成して断念したんだよ…だから今年こそは!と思っていたのに…。

ああ!(涙)

来年こそは!


記念すべき(?)動画第一作、去年のOctoberville。当時はかなり満足だったけど、今見るとかなーりガクガク。でもこっちのほうが単体としては楽しめるかも。

動画データ

撮影場所: Octoberville @ PixelTrix

撮影日時: 2008-10-02 ~ 2008-10-25

作成期間: 同上

撮影動画: 試験撮影・ボツを含め 72GB。編集用wmvエンコード3GB(音声なし)+wmaエンコード(効果音)、他。

wmv 720x480/WMV 9/no sound

wma WMA 9.1 Lossless VBR Quality 100, 44kHz, 2 channel 16 bit 1-pass VBF

使用音楽: Yaz Rockett 「The Death Song」 

使用フォント: dafont.comZombifield」  ※"come here..."の部分のみ

編集後動画サイズ: 約55MB

wmv 720x480/WMV 9, 1,900Kbps/WMA 9.1 ,160kbps, 44kHz, stereo (A/V) 1-pass CBR

YouTube用エンコード動画: 約31MB

mp4 640x480(4:3), 30fps/H.264/AVC, 720Kbps/ACC 128Kbps, 44.1KHz, stereo

SL用エンコード動画: 約29MB

mov 640x480(4:3), 25fps/H.264/AVC, 720Kbps/ACC 64Kbps, 44.1KHz, stereo