就活や独立のための資格集

このページは経済学部生が取りやすい・取るべき資格をまとめたものです。

法学部や教育学部と違い、経済学部は範囲が学習や就職先も幅広いため、どの資格を他の人は受けているのか、どのように活かせるのかなどイメージがわきにくい場合もあると思いますので、経済学部生は参考にしてみてください。

また、試験の概要や勉強方法などでおすすめのサイトは、随時、個別にページを追加してまとめていこうと思います。

なお、市販の書籍では稼げる資格(ムック)などは、わりと情報が豊富で、かつ安いので参考にしやすいかとおもいます。

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民間企業への就職活動に有利な資格

・簿記検定(1~3級)

・銀行業務検定(2~3級)

・ファイナンシャルプランナー(1~3級、AFP・CFP)

・証券アナリスト(1~2次)

・宅地建物取引主任者

・中小企業診断士(1~2次)

・通関士

中小企業診断士を除き、難易度はそこまで高くはありませんが、持っていると頑張っているなと思われる資格です。

また、経理、金融、不動産、経営といったことに関連するので経済学部との親和性は高いですね。

つまり、就職活動にあたり、なぜこの資格を勉強したのか説明が非常に簡単だということです。なおかつ、希望する業界にマッチした資格であれば、志望度のアピールにもなります。

これ以外にも、経済学検定(ERE)やTOEIC・TOEFLなど点数で結果が出るもので高得点を取ることにも価値はあります。

また経営学検定など新しいもの、話としては面白いと思います。(興味や視野の広さなどアピールしやすいですね。)

それ以外の就職活動に役立つ資格

・秘書検定

・マイクロソフトオフィス検定

・ITパスポート試験(昔の初級シスアドです。)

経済学部との親和性はあまり高くないですが、持っていると就職活動に有利になる資格です。

秘書検定は、女性の一般職採用で重宝されます。受付や電話応対、社内の事務において、必要最低限のマナーを身につけていることは非常に重要だからです。

また、事務や経理などではPCの基本操作に加えエクセルなどがある程度使えないと仕事にならない場合は多いので、マイクロソフトオフィス検定やITパスポートなどでPCスキルを示す人材は重宝されやすいです。

ちなみに、事務職員の派遣業では、エクセルなどの技能テストが実施されており、高得点の人ほど早く派遣先が決まる傾向があります。このように、事務系においてはPCスキルを示すというのは非常に重要なことなのです。

公務員向けの資格

・国家公務員一種

・国家公務員二種

・地方公務員試験

公務員の就職活動をしていれば、当然知っていることでしょう。

公務員になりたい場合には、試験合格のために早い段階から試験勉強をはじめることが重要です。

(「公務員になるために試験が必要だとは知らなかった」では手遅れになってしまいます。また、「試験に合格すれば確実に希望通りの公務員になれると思っていた」もよくある危険な勘違いです、特に国Ⅰでは。)

これ以外にも、各種専門性をもった公務員(警察などの特別職)のための試験もあるので、興味がある分野は自分で積極的に調べてみることが重要です。

将来の独立開業や専門職向きの資格

・公認会計士

・税理士

・不動産鑑定士

経済学部で独立といえば、会計士か税理士がメジャーだと思います。

あとは、不動産鑑定士も経済学部向きです。名前からは土木や建築学科などを思い浮かべそうですが、やることは不動産の評価なので経済学部の方が親和性は高いのです。

これらは非常に難易度が高いので、ダブルスクールの活用などしっかりとした準備と、長い期間の努力が必要です。

学力や継続力に自信があったり、サラリーマン生活を絶対にしたくないという強い意思がある人は向いていると思います。

これら以外でも、社労士は例えば年収ランキングでは上位に位置していたりと独立向きです。。

なお、安易にはじめてしまい、就職もせず延々と試験不合格を繰り返すことのないよう、事前にしっかり検討してから始めるのがよいと思います。プライドを保つためだけに難関試験を受けるのは時間のムダになりやすいのでやめておきましょう。

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