OHA版Androidのソース一式をGitHub上で公開

主にポーティング職人さん向けに、気軽にAndroidのソースに手を加えてアップできるよう、OHA版Androidのソース一式をGitHub上に公開しました。

これはのりつな氏およびOESFさんの協力によるものです。

http://github.com/OESF/OHA-Android-2.2_r1.1/

以下、のりつな氏のWebサイトの記事を転載します。

最近、

Androidのソースに手を入れたけど、一式丸ごと公開すると約1GBあるので、無料のサービスではホスト出来ない。 そのため、修正を入れるたびに、diffパッチを作らねばならず、面倒すぐる!

というようなお話を聞く機会が何度かありました。

たしかに、分散リポジトリであるgitを使っていながら、最終的な配布物が、diffパッチでは悲しい物があります。

●解決案

GitHub上では、freeプランでは300MBの容量しかありませんが、他の人のgitリポジトリを、自分のgitリポジトリとしてforkする分には、どれだけforkしても容量は減りません。

差分のみ、容量として加算されていきます。

すなわち、だれかが、有料版のGitHubを利用し、OHA版Androidのソース一式を、GitHub上に公開すれば、ほとんどの修正ソースコードは、freeプラン内でアップロード出来ると言うことです。

しかも、当然、gitが使えますので、gitの恩恵をまるまる受けることが出来ます。すなわち、完全な形のソースツリーを『自分のリポジトリ』として管理することが可能です。

●提供開始!!!

そこで、一般社団法人Open Embedded Software Foundationより、OESFのオープンソースポリシーに則り、コミュニティーとのコラボレーションを深めていくために、OHA版Androidのソース一式を、GitHub上に公開することにいたしました。

ぜひ、皆様の成果をGitHub上に公開してもらえればと思います。

また、僭越ではありますが、優れた成果であれば、ご相談の上、Embedded-Masterにどんどんと取り入れさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。