市民社会フォーラム紹介

 
 
 
市民社会フォーラムが目指すもの


 市民社会フォーラム(以下、フォーラム)は、「分野を越えた学習・交流と社会への問題発信をしよう」と意気投合し当時大学生だった3人が集まり、2002年3月に誕生しました。以来、文字通り分野を超えた幅広い活動を行い、現在では毎月の例会に十数名もの方々に参加していた
だいています。
 フォーラムは、社会人から学生、研究者、NPO・運動団体関係者など多種多様な個人のネットワークです。様々な社会問題をめぐる学習や各分野での経験交流、情報の交換を目的に、思想的・政治的立場の多様性を前提にして、より多くの、とりわけ若い世代の人たちとのネットワークづくりを目指しています。学問と運動ならびに市民との接点を提供する触媒的役割を担う、「社会学習運動」といえるでしょう。
   例会は特定の人の閉鎖的つどいにはなりません。多様な個人による超組織・分野的なネットワークをつくっていきます。あるテーマに特化しないフォーラムが「触媒的機能を目的とした社会学習運動」という理由がここにあります。「組織」というよりも、つながりの輪を増やしていくことを目指す「媒体」といえるのではないでしょうか。
 例会、研究会のテーマ設定などに関わる運営はMLで行い、MLも目的別に文節化されています。HPでは、各分野に携わる方々からの論文や評論、書評などを掲載しています。
 当初は数名の集まりに過ぎなかったフォーラムも、インターネットやメールといったIT媒体を活用することで、より多くの方々に「つながりの場」として利用していただいています。表面的な匿名のつながりではなく、社会問題を浮き彫りにした例会のテーマ設定と体験型の企画のもと、出会った参加者らの顔を合わせた真面目で楽しい中身の濃い意見交換が実現しています。そこに、わたしたちはフォーラムの独自性と存在意義を見出しています。
 かつて日本政治思想家の丸山真男が日本を評して「タコツボ社会」と表現したことがありましたが、現在は変わりつつあるのではないでしょうか。わたしたち若い世代は各々に魅力ある活動をしています。それらは今、接触し刺激し合いながら、多様でありながら大きな運動へと進む可能性があります。格差と疎外を生み出す現代社会のなか、フォーラムは潜在化しているものを顕在化させ、「もうひとつの豊かなネットワーク」をつくり出す場を提供し続けることができると思います。



市民社会フォーラムFAQ

Q.「市民社会フォーラム」とはどういう会ですか?
A.社会人から学生、研究者、NPO・運動団体関係者など多種多様な個人のネットワークで
す。様々な社会問題をめぐる理論面と実践面での学習や各分野での経験交流、情報の交換
を目的とし、思想的・政治的立場の多様性を前提にして、より多くの、とりわけ若い世代の人たちとのネットワークづくりを目指しています。何らかの政治的目標をかかげる運動団体ではありませんが、学問と運動ならびに市民との接点を提供する触媒的役割を担う、社会教育運動と規定することができるでしょう。

Q.どのような活動をしているのですか?
A.定例研究交流会と、ホームページやメーリングリストを使った議論や情報交換です。研究
交流会は参加者の関心にそってテーマを決め、参加者同士で話題提供や研究報告・討論を
行います。これまでに「NPO活動」「日本の医療制度問題」「イラク戦争と反戦平和」「文化行政とアート」「日本の労働問題」「若者の政治参加」などを学習してきました。メーリングリストで
は、様々な議論や情報交流を行っています。

Q.活動拠点はどこですか?
A.現在は兵庫・京都・大阪を中心とした関西圏ですが、限定はしていません。参加者の居住
地域や希望次第では、他地域での企画開催も考えています。

Q.会則や会費はあるのですか?
A.少人数の緩やかなネットワークなので、とくに設けてはいません。各人の社会常識や良識
を前提に、メーリングリスト上での意見交換などによって運営し、便宜的に座長と事務局を置
いています。

Q.活動に参加するにはどうすればいいのですか?
A.企画の案内をHPに掲載しますので、お気軽にご参加ください。メーリングリストでは学習会の案内や学習会の報告・討論内容、HP更新案内を流しており、HPから簡単に登録できます。また、当会の趣旨に沿った評論や書評などをいただければ、HPに掲載させていただきます。こうした取り組みによって、多様性ある市民社会の言論空間を広げていきます。