ここではインストールしたLuxRenderをblenderから利用するための基本的な手順について説明しています。 現在開発がすすんでいるblender2.5系でも対応するエクスポータを利用することで、従来の2.4系と同様に LuxRenderを使用したレンダリングを行うことができます。ただしblender2.5系が開発中のため、対応する エクスポータもそれに合わせて開発が進められている状況です。そのため従来の2.4系と比較して利用できる 機能が少なかったり、開発状況に合わせた仕様変更などで安定した動作が期待できない場合もあります。 そういった事情を理解し、シーンファイルや動作環境のバックアップをしておくなどの対処をした上で 自己責任でご利用下さい。 また本チュートリアルで利用しているソフトウェアのバージョンは下記のとおりです。 基本的にはこれらよりも新しいバージョンであればおそらく問題無いかと。 blender2.54.0 svn rev.32154 LuxRender ver.7.0 final luxblend25 20100921 ExporterFramework 20100920 1.1.1 インストールと設定 まずはLuxRenderとblender2.5系がインストールされていないと始まりませんが、その辺は他に詳しいページが たくさんあるので省略します。 次に必要になるのはluxblend25です。 luxblend25はblenderのシーンファイルをLuxRender形式のファイルに書き出すためのエクスポータです。 公式サイトのリポジトリのhttp://src.luxrender.net/luxblend25からダウンロードしてきます。 ブラウザで上記URLを開くとページの上の方に"bz2 | zip | gz"と書かれているので都合の いい圧縮形式を選択してダウンロードします。 ダウンロードしたファイルを展開した中にある./src/luxrenderのフォルダをまるごとblenderの スクリプトファイルのインストール先にコピーします。スクリプトのインストールパスを変更して いなければblender本体の実行ファイルがある場所の2.54/scripts/addonsにコピーすればOKです。 次にExporterFrameworkをインストールします。 ExporterFrameworkとはエクスポータでよく利用される機能をまとめた汎用的なフレームワークです。 luxblend25はこのフレームワークを利用しているため別途インストールが必要です。 ExporterFrameworkはhttp://src.luxrender.net/exporterframeworkで配布されています。 ダウンロードの手順は先ほどのluxblend25と同様です。 ダウンロードしたファイルを展開すると、efというフォルダがあるはずです。 そのフォルダをまるごと2.54/scripts/modulesにコピーすればOK。 luxblend25とefのコピーが完了したら次はblenderを起動して設定を行います。 1.1.2 blenderを起動して確認してみる まずはblenderをいつも通り起動して先ほどインストールしたスクリプトを有効にします。 メニューの"File"->"User Preferences"を選択してください。設定関連のウインドウが表示されたら"Add-Ons"を 選択します。左側のカテゴリー一覧から"Render"を選択すると、右側にレンダ関連のアドオンのリストが表示されます。 そのリストの中に"Render:LuxRender"があるはずですのでチェックボックスをオンにしてアドオンを有効にします。 設定が終わればこのウインドウは閉じて、メインウインドウに戻ります。 luxblend25がアドオンとして正しく有効になればウインドウ上部のメニューにある、利用可能なレンダラのリストに LuxRenderと表示されるはずです。 上記のリストでLuxRenderを選択したら次に進みます。 LuxRenderを常に有効にしておきたい場合は、この状態でCtrl+Uでデフォルト設定としてセーブしてもよいでしょう。 1.1.3 必要な設定を行う LuxRenderでレンダリングを行うのに必要な設定が二つあるので、ここで先に済ませておきます。 一つ目はLuxRenderの実行ファイルのパスです。 luxblend25はblenderで作成したシーンファイルをLuxRenderのネイティブファイルに変換し書き出した後 LuxRenderを呼び出してレンダリングを実行させます。そのために、あらかじめLuxRenderの実行ファイルが ある場所を指定しておく必要があります。 プロパティウインドウのRenderタブに"LuxRender Engine Configuration"という項目があるはずです。 そこに"Run Render"というチェックボックスをクリックして有効にしておきます。 さらにその下にある"Path to LuxRender:"にLuxRenderの実行ファイルのパスを入力しておきます。 右側のフォルダアイコンをクリックするとファイル選択ウインドウが開くので、そこでインストールしてある LuxRenderの実行ファイルが含まれるフォルダを選択すればOKです。 以上の設定が終わるとこんな感じになってるはずです。 もう一つはレンダリング画像の保存先についてです。 luxblend25からLuxRenderを起動してレンダリングを行った場合、レンダリング画像は自動的に指定した保存先に 書き込まれます。デフォルトの保存先のままだと使い勝手が悪いのでここで設定を変更しておきます。 先ほどと同じプロパティウィンドウのRenderタブに"Output"の項目があります。 そこで自分の都合のいい場所を保存先に指定しておきます。ここではとりあえずデスクトップにしておきます。 こんな感じに設定できていればOKです。 以上でインストールと設定が完了しました。 次のレンダリング編では簡単なシーンのセットアップを行い、ライトやマテリアルを設定していきます。 |





