AKIYA Naonori(秋谷直矩)
Yamaguchi University, Faculty of Global and Science Studies, Faculty Member(山口大学国際総合科学部・教員)
Ethnomethodology, Conversation Analysis(エスノメソドロジー・会話分析)
akiya0427[at]gmail.com
活動記録
2024年
[3月25日]日本労働研究雑誌にレビュー論文が掲載されました。秋谷直矩(2024)「テクノロジーに支援された協働作業の社会学的探究:ワークプレイス研究の現在」『日本労働研究雑誌』, Vol.765, pp90-94.です。7月よりオープンアクセスになります。→論文誌のページ
[3月20日]エスノメソドロジー・会話分析研究会のWebサイトに、21年度に共編著で刊行した『楽しみの技法:趣味実践の社会学』の一問一答と、20年度の認知科学会第9回野島久雄賞受賞に際しての雑感が掲載されました。
[2月1日]Discourse Studies誌に論文が掲載されました。Akiya, N. (2024). Inferred vision: An analysis of the commentators’ descriptions of players’ visual perceptions and intentions during volleyball broadcasts. Discourse Studies.です。オンラインファーストです。 こちらから最終版をお読みいただけます。→ResearchGateのページ
[1月5日]解説を書きました。秋谷直矩(2023)「エスノメソドロジー・会話分析とは」電子情報通信学会『電子情報通信学会誌』, Vol.107(1), pp.76-77.です。オープンアクセスです。→学会誌のページ
2023年
[11月7日]解説を寄稿した本が刊行されました。秋谷直矩(2023)「専門家実践を省察するためのビデオフィールドワーク」五十嵐素子・森一平・團康晃・齊藤和貴編『学びをみとる:エスノメソドロジー・会話分析による授業の分析』, pp.280-284, 新曜社です。→出版社のページ
[11月4日]メディア学会2023年秋季大会ワークショップ3「スポーツ中継トークの研究をひらく」にて、「バレーボールの実況解説におけるプレイヤーの知覚の推論的記述」というタイトルで報告しました。→発表資料
[4月24日]解説を寄稿した本が刊行されました。秋谷直矩・平本毅(2023)「ビジネスと会話分析」山崎敬一・浜日出夫・小宮友根・田中博子・川島理恵・池田佳子・山崎晶子・池谷のぞみ編『エスノメソドロジー・会話分析ハンドブック』, pp.258-266, 新曜社です。→出版社のページ
2022年
[11月12日]第95回日本社会学会(於追手門学院大学)にて、「ガーフィンケルによるグールヴィッチの『意図的な誤読』とはいかなる実践か」というタイトルで報告しました。→発表資料
[10月28日]坂井志織・秋谷直矩・高梨克也・藤井真樹(2022)「つながりの再構築に向けて」『質的心理学フォーラム』, Vol.14, pp.91-95.が出ました。
[4月20日/10月3日]4月20日から9月末日まで育児休業します(正確には4月20日より出産日まで有休、出産日より育児休業です)。メールは見てますので、何かあればメールにてご連絡ください。職場には行きませんので、何かお送りいただける場合は自宅にお願いいたします。→10月3日に復帰しました。
[4月12日]書評を書きました。秋谷直矩(2022)「書評:松井広志・井口貴紀・大石真澄・秦美香子編『多元化するゲーム文化と社会』」『市大社会学』, Vol.17(4), pp.10-15.です。
[1月8日]昨年下半期にコラム1本と論文2本が出ていたのでした。
秋谷直矩(2021)「読書と育児が交差するとき」是永論・富田晃夫編『エスノメソドロジー 住まいの中の小さな社会秩序 家庭における活動と学び:身体・ことば・モノを通じた対話の観察から』, pp. 160-161, 明石書店
秋谷直矩・坂井志織・高梨克也(2021)「現象の記述と規範的コミットメント」『質的心理学フォーラム』, Vol.13, pp.37-41.
秋谷直矩・坂井志織・高梨克也(2021)「「つながりの実感」を考える」『質的心理学フォーラム』, Vol.13, pp.5-12.
2021年
[12月18日]2021年度第1回保健医療社会学会関東定例研究会にて、「海老田大五朗著『デザインから考える障害者福祉――ミシンと砂時計』合評会」に評者として登壇し、デザイン社会学および参加型デザインの観点からコメントしました。
[10月24日]日本質的心理学会第18回大会会員企画シンポジウム「遊びの中の社会参加/社会参加の中の遊び―デザイン/実践をどう記述/分析するかー」に指定討論者として登壇し、「「社会参加と遊び」の結びつきの記述と分析:エスノメソドロジーの立場から」という題目でコメントしました。
[9月4日]日本認知科学会の第9回野島久雄賞を受賞しました。あわせて、9月4日の2021年度日本認知科学会第38回大会の同賞授賞式にて研究紹介をしました。
[8月24日]秋谷直矩(2021)「書評:海老田大五朗著『デザインから考える障害者福祉:ミシンと砂時計』」『保健医療社会学論集』を書きました。書評対象本はこちらです。
[6月30日]秋谷直矩・團康晃・松井広志編(2021)『楽しみの技法:趣味実践の社会学』ナカニシヤ出版が出版されました。共編のほか、「第2部趣味の実践学:解説」と第6章「観光する時間と友人との時間:観光実践のエスノメソドロジー」、「おわりに」を書きました。
[6月12日]日本子ども社会学会第27回大会ラウンドテーブル「子どもの遊びと学びをコロナ禍の下で考える-相互行為とメディアの観点から-」に登壇。報告タイトルは「人のものを勝手にもっていくのはやっちゃいけないことだよー道徳的規則の教授トリガーとしての趣味的メディアー」です。
[4月1日]昨年度後期後半に開講した山口大学国際総合科学部「科学技術論演習」の成果をまとめた冊子を履修者の皆さんと作成しました。演習では「活動の組織における事物と道徳性の関係」を統一テーマとしました。冊子タイトルは『Reasoning in the Wild: Things and Morality』です。演習主催者として「事物と道徳的行為とのかかわりを考える」という小文を寄稿しました。欲しい方は秋谷までご一報ください。
[3月31日]加納圭・水町衣里・城綾実・一方井祐子編『研究者・研究職・大学院生のための対話トレーニング:きく、伝える、分かち合う』ナカニシヤ出版が出版されました。第7章「対話のビデオ記録を用いたリフレクション:研究者―市民の相互行為を分析する」とコラム「マイクロティーチング」「医療者教育におけるOSCEリフレクション法」を寄稿しています。
[3月25日]水川喜文・秋谷直矩(2021)「書評:前田泰樹・西村ユミ 著『急性期病院のエスノグラフィー─協働実践としての看護』」『日本労働研究雑誌』63(4), 95-97.を書きました。書評対象本はこちらです。