スカンク
Skunk (Mephitis mephitis)
北米から南米まで広範囲に分布。通常ペットとして飼育されているものはシマスカンク Mephitis mephitis が多い。
臭腺の分泌物をスプレーすることで外敵から身を守ることで知られるがペットとして売られているものは臭腺が摘出されているものが多い。
平均寿命:8-10年
体重:2-4kg
成熟期:1年
性質:夜行性だが飼育下では昼行性にもなる
成長期は社交性が強く、良くなつくが孤独に弱い
成熟すると独立心が強くなり攻撃的になることがある。
ハウジング
ケージサイズ:90x 60 x 60 以上だがケージに入れたまま飼育する必要はない
隠れるための箱・ブランケットなど
猫砂のトレーニングは可能
穴を掘る習性があるため穴を掘るための場所や機会を与えないとストレスになる。
カーペットや家具・壁は激しく引っ掻いて破損させることがある
給水ボトルまたは水皿
餌
野生では雑食で小動物・虫・果物・草などを食べる
スカンク専用のフードが使用可能だが必要な栄養素について詳細なデータがないため完全に依存するのは危険
ドッグフード37%+猫缶37%+フルーツ23%+その他(昆虫・おやつなど)3%がガイドライン
その他にマウス・ラット・昆虫・野菜類・果物など多様性が望ましい。
推奨される検査
1年に1度の健康診断・歯科検診・便検査・血液検査・レントゲンなど
よく見られる病気
肥満
代謝性骨疾患
肝リピドーシス
歯科疾患
心筋症
外部・内部寄生虫
腸炎
成長期の脱腸やけいれん
アリューシャン病
ジステンパー
人獣共通感染症
狂犬病
寄生虫症
推奨 予防医療
ジステンパー・猫汎白血球減少症・伝染性肝炎・レプトスピラ症・狂犬病