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風評被害地区「いわき市」への支援物資

 

 このたびの大震災の被害 1)地震被害、2)津波被害、3)原子力発電事故被害は、多くのメディアで報道され、全国の国民の関心が高まり、支援が次々と集まっている。

 

 だが、この大震災によって、もう1つの被害を受けている地域がある。原発の「風評被害」を受け、医療も物資もまったく届けられなくなった、福島県いわき市である。

 いわき市は、原子力発電所から30キロ以上南に位置した30万都市である。この地区が、風評被害によって、いわば「陸の孤島」となっているのだ。

 この風評被害の元は、枝野官房長官の原発事故の会見で、『いわき市が危険地区』と発言したことであった。これにより、屋内待機地区にもなっていないいわき市が、福島県対策本部からも見放され、物流便からも敬遠され、東京本社企業の従業員は自宅待機となり、すべての店や薬局、病院が閉められ、町の機能がまったくの停止状態となったのである。

 また、この地区に一部の支援物資が届いたとしても、その提供方法は、避難所的な提供方法がとられているため、自分の自宅に住んでいる、いわき市民には適切な物資が届かないのが現状である。適切な提供方法が取られず、必要な人に必要な物が届けられない状況が続いている。

 

 そこで今回の支援は、JACDSの会員さんで、いわき市に本社のある「くすりのマルト」さんのご協力で、市や保健所とも連携しながら、必要な商品のリストアップをしていただき、それらを中心に支援物資を集め配送した。「くすりのマルト」さんは、いわき市内でそれらを必要とする人々に、できるだけ早く広く届けられるような提供方法をとっていただいたのである。

 

■会員(正・賛助)様へ

 他の被害地区の会員さんも遠慮せず、こちら(東京や神奈川)では、分からないその地区のニーズや要望をお寄せ下さい。JACDSでは、極力ご要望にこたえられるように努力いたします。