version 1.1のセットアップ方法

ここでは、version 1.1の基本的なセットアップ方法について記します。

運用上の設定については、以下を参照ください。

想定の動作環境

  • Linux (kernel 2.6系)
  • Ruby(1.8.6 or 1.8.7)
  • MySQL(5.0以上)
  • Rubygems(1.3.0以上)
  • 公式サイトより、SKIP ver.1.1をダウンロード済み

補足

  • RedHat Enterprise LinuxおよびDebian GNU/Linuxにて十分な動作確認を実施しています。その他のRHEL系(CentOS, fedora等)やDebian系(Ubuntu等)でもおそらく動作します。
  • Ruby on Railsが稼動する環境であれば、上記以外の環境においてもSKIPは稼動する可能性はあります。

前提

以下の想定で、手順を説明します。(利用環境と合わない箇所は、適宜読み替えてください。)

  • Ruby on Rails:productionモードでの運用
  • ソフトウェアインストール:rubygemsを利用
  • 文字コード:UTF-8
  • 文中の[〜]は、説明を参考に、各自の環境ごとに置き換える
  • ここでは、既存のSKIPからのバージョンアップではなく、ゼロから構築する手順を説明します。
  • バージョン1.0.0からのバージョンアップに関しては、以下のリンク先で別途手順を紹介しています。
  • version 1.0.xからversion 1.1.0への移行方法


rubygemsのインストール

 $ sudo gem install gettext --version 1.93.0
$ sudo gem install fastercsv
$ sudo gem install ruby-openid
$ sudo gem install rails --version 2.1.2
$ sudo gem install mysql

$ sudo gem install json

※依存しているパッケージは、全てインストールしてください。



ダウンロードしたファイルを解凍・展開

  $ tar xvzf skip-1.1.0.tar.gz


設定ファイルをコピー


  $ cp config/initial_settings.yml.sample config/initial_settings.yml
  $ cp config/database.yml.sample config/database.yml

  $ cp config/common_menus.yml.sample config/common_menus.yml

※common_menus.ymlは必須ではなくなりました。common_menus.ymlは以下のように画面右上のリンク設定を記述するファイルですが、ファイルが存在しない場合はリンクが表示されなくなるだけでSKIPの動作には影響しません。

common_menus.ymlが存在する場合


common_menus.ymlが存在しない場合



設定ファイルを編集

上記で作成したものを、環境に合わせて編集してください。
  • initial_settings.yml:設定ファイル内のコメントを参照の上で修正して下さい。修正が必須な箇所がありますのでご注意下さい!
  • database.yml:自身のMySQLとデータベースの設定に合わせて変更してください。※過去のバージョンを稼動させている場合、データベースがバッティングしないようにご注意下さい。


MySQLデータベース作成

    $ RAILS_ENV=production rake db:create
    $ RAILS_ENV=production rake db:migrate

※mysqlを起動しておいてください。


初期管理者ユーザを作成

    $ ruby lib/create_new_admin_url.rb --code

初期管理者のユーザ登録用URLが表示されます。initial_settings.ymlのhost_and_port及びprotcolの値が適切に設定されていない場合、デフォルト値のhttp://localhost:3000/xxxとなってしまいます。必要に応じて適切なプロトコルとホスト名に読み替えて下さい。
出力例


サーバ起動

$ ruby ./script/server -p [initial_setting.ymlで指定した、システムが動作するポート番号] -e production


初期管理者ユーザを登録

初期管理者のユーザ登録用URLにアクセスして、画面に従ってユーザ登録してください。
登録したログインIDとパスワードで、ログインができることを確認してください。


ユーザを招待する(メール送信設定をしていない場合)

  1. 管理者ユーザでログイン
  2. 設定・管理タブ→データ管理タブ→ユーザ一覧画面の下「新規ユーザの作成」リンクをクリック
  3. ユーザ情報を入力して、作成ボタンをクリック
  4. ユーザ一覧で作成したユーザを探し、ステータス列の「利用開始待ちにする」リンクをクリック
  5. 利用開始待ち(確認)をクリックし、表示された利用開始URLを、作成したユーザに連絡して下さい
  6. 各ユーザは連絡された利用開始URLにアクセスしてユーザ登録を行って下さい

ユーザを招待する(メール送信設定をしている場合)

  1. 管理者ユーザでログイン
  2. 設定・管理タブ→データ管理タブ→ユーザ一覧画面の下「新規ユーザの作成」リンクをクリック
  3. ユーザ情報を入力して、作成ボタンをクリック
  4. 各ユーザはログイン画面の「ユーザ登録してSKIPの利用を開始する」リンクをクリック
  5. メールアドレスを入力して送信ボタンをクリック
  6. 送信されたメールに記載されている利用開始URLにアクセスしてユーザ登録を行って下さい
メール送信設定など、運営者向けの情報の詳細はこちらから参照して下さい。

バッチを設定する

メールの送信など非同期で処理するためのバッチの設定を行います。
ここでは、Unix系のcronでの設定例を示します。

通常機能の設定

# 人気ブックマークの日別ランキング算出用バッチ
5 * * * * ruby /var/www/skip/lib/batch_make_popular_bookmarks.rb
# サイト情報の集計用バッチ
0,15,30,45 * * * * ruby /var/www/skip/lib/batch_make_site_counts.rb
# アンテナ機能のための記事更新の収集バッチ
5,20,35,50 * * * * ruby /var/www/skip/lib/batch_make_user_readings.rb
# 不要データの削除バッチ データクリーニングバッチ
0 1 * * * ruby /var/www/skip/lib/batch_cleanup_tables.rb
# ランキング算出用バッチ
30 0 * * * ruby /var/www/skip/lib/batch_make_ranking.rb

メール機能が有効な場合の設定(メールの設定はこちら)

# 連絡メール/新着通知メール 送信用バッチ
0,15,30,45 * * * * ruby /var/www/skip/lib/batch_send_mails.rb
# ユーザ情報のクリーニング リマインド メール送信バッチ

0 10 1 * * ruby /var/www/skip/lib/batch_send_cleaning_notification.rb

全文検索が有効な場合の設定(全文検索の設定はこちら)

# 全文検索
20 3 * * 7 ruby /var/www/skip/lib/batch_make_cache.rb -all
30 3 * * 7 ruby /var/www/skip/lib/batch_delete_cache.rb
10,25,40,55 * * * * ruby /var/www/skip/lib/batch_make_cache.rb
35 * * * * estwaver crawl -revcont /mnt/data/estraier/waver